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My dance journey... vol.3


そして、私はベリーダンスに出会う前からずっと気になっていた

'ジプシー'

'インド'

'ラジャスタン'

'トライバル’

という、私をワクワクさせるキーワードをもとにどんどんそれらが繋がっていく出会いを

していく。

そしてその頃から気がつけば民族物やシルバーのアンティークな装飾品、ジュエリーに

惹かれ、集めていた。

自分の周りで流行っていたようなテレビや歌手、はやりの洋服、などには全く惹かれない。

重厚感のあるデザインや、何かを表すシンボル、背景や歴史を感じる民族物に

惹かれていた。

その中でも私にとっていちばん深くご縁があったのが

今では私の人生に欠かせない場所'Rajasthan,India'だった。

Mishaalからも幾度と、ラジャスタンはとってもスペシャルな場所と聞いていたし、

砂漠に映えるカラフルな民族衣裳を纏ったひとたちのことやジプシーの発祥となった地の

ダンスのこと。。

そして何より、あの、心を鷲掴みにするダンスとどこか懐かしい音楽はなんなんだ!!

と思っていた。

(その頃はyoutubeなんて存在が現在のように盛んではなかったから映画Latcho Dromを見て

衝撃を受ける)

そして2008年、Mishaalが、インドはジャイサルメールという砂漠の最果ての地から

Queen Harishというダンサーを日本に招聘した。

中野の驢馬駱駝で行われたショーに、ドキドキしながら向かった。

そこでは煌びやかな衣装に懐かしさを感じる音楽で踊る妖艶でエレガントな

Queen Harishに魅せられて、翌日のWSではラジャスタンの話やカルべリアの話を

聞いたりステップをHarishが見せてくれたりして、「これこれこれ!!」と私は

『私が魂から求めていることってここにあるのかも』って溢れ出る涙を止められなかった。

たくさんの大御所ダンサーたちも参加されていたけど結構泣いている方がいて、

やっぱりなんかラジャスタンて特別なんだな〜と思ったりした。

その日からはラジャスタンに行きたくて行きたくてどうしようもない私。。

行きたくてというより、帰りたいという気持ちになっていたのも覚えてる。

完全に『出会ってしまった』感覚。

ラジャスタンの音楽を毎日聴いて、想いを馳せる日々。。

その頃東京にはカルべリアダンスを習える場所もましてや

踊っている人もいなかった。

なので直接ラジャスタンに行こう!!と思った。

それが2009年秋。

一ヶ月の滞在で、その内2週間くらいがYogaとアーユルヴェーダのリトリート in Rishkeshで

そのあとに夢に見たラジャスタンへとついに足を踏み入れた。

行く前に、どこでカルべリアを習えるのかを調べていた時にColleena Shaktiの存在を知る。

Colleenaの存在ものちに私の人生に多大な影響を与えてくれたひとりで、またそれは後日書くとして。

Colleenaのダンススクール'Shakti school of dance'がPushkarにあることがわかり、そこで

Rakiというダンサーが教えているという情報を頼りにジャイサルメールからひとり、バスで

向かい早朝についた。

降りた瞬間から神聖な気持ちとワクワクが入り混じってなんとも言えない

興奮状態^^

Pushkarは小さい町なのですぐに学校を見つけることができた。

毎日のようにRakiのクラス、そしてColleenaのOdissi danceのDrop in classも通ったりした。

『あぁこれだ。。』と、神聖なtempleの中でのずっと求めていたカルべリアダンスレッスン。

この頃は贅沢にも参加者がそんなにいなくて私を含めて2名とかたまにプライベートの時も

あったり!

(参加者が少なかったのはOdissiのインテンシブコースの時期ではなかったのかもしれないけど)

動きのひとつひとつに喜びを感じ、吸収しようと一生懸命だった。

そして日本に戻って、ラジャスタンで感じたことを忘れまいと毎日踊った。

その頃、Devadasiの先輩ダンサーのAyselさんのことを知り合いから紹介してもらい、

彼女は旅をしながら踊る生活をしていて、そのほとんどを海外で過ごしていたためなかなか会うチャンスがなかったけどちょうどいいタイミングで日本に来ると知り、連絡をとって会いに行った!

Ayselさんは私がカルべリアを知る随分前にJaipur在住のGulabo Saperaという

カルべリアダンスのパイオニア的存在のダンサーの元で学んだことのある方で、

色々情報を教えてもらったり、私が初めてカルべリアダンスを2010年の

Devadasiのshowで踊った時もAyselさんに踊りを見てもらったりプライベート

レッスンをしてもらったりした。懐かしい。。^^

初めて着た衣装もAyselさんがGulaboにオーダーメイドした貴重なものを譲ってもらった。。

その衣装を着て即興で踊ったDevadasiのショーではMishaalやみんながとっても喜んでくれたのを昨日のことのように覚えている⭐︎

今まで自分の中で惹かれ続けていたキーワード、夢にまで見た私の中のラジャスタン、

Mishaalが話してくれていたラジャスタン、

それらがひとつになった瞬間だった。


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