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My dance journey...vol.4


今日は冴えてる^^

これからの自分のやりたいことを考えていくには、自分のラジャスタンでの活動を振り返るのにもちょうどよい◎

2009年から毎年私はラジャスタンに長期滞在するようになっていく。

長い時で4ヶ月。3ヶ月が多かったかな^^

少なくても1ヶ月。こうやって書くと「長い!いいな〜」という声が聞こえてきますが

何と言ってもインドでの旅は本当に移動時間が長い!

それに、思うようにコトが進まない><

だから本当にあっという間なのです!!

その中でも私とラジャスタンの距離をぐぐっと縮めることになったのは忘れもしない

2011年。

Devadasiのシスターズ、みきちゃんとshanazとタイのパンガン島にMonika Natarajiの

Mystical Belly dance Retreatを受けに行ったあと、3人でラジャスタンにも旅した。

私は2011年の震災のときに関西に移住するのですが、そのときにダラブッカ奏者の牧瀬さんに「紹介したい人がいる!」と言われ出会ったのが、にしはらみきさん。

京都在住で、石のアクセサリーやインドのカッチ地方などで仕入れた布や雑貨などの素敵な小さなお店を営んでいて、ラジャスタンにも通っていて音楽家の知り合いも多い。

可愛らしいのに芯の通ったパワフルで情熱的なハートを持ったとってもセンスのあるみきさん。

彼女とはすぐ仲良くさせていただいて、早速大阪のトルコカフェSaz Cafeにてラジャスタンのイベントを一緒に開いた。

牧瀬さんがダラブッカで、みきさんがラジャスタンで撮りためた写真や映像を流しながらお話して、最後に私はダンスで参加♩

そんなこともあって、2011年の冬にはみきさんもラジャスタンにいたので合流することができた。

みきさんは元々インドに長く通っていて、ラジャスタンの音楽家の知り合いも多く、一緒に

音楽ツアーについてまわったりされていたので、ジャイサルメールではみきさんを通じて

ラジャスタンの代表的な音楽家に会うことができた。

そしてその中でも2010年に浅草にRajasthan Rootsのメンバーとしてコンサートで来ていた

Kutle Khan氏の家に一緒にお邪魔させてもらった。

私はその時のコンサートでKutle Khan氏のパフォーマンスがいちばん印象に残っていたので

まさか実際にラジャスタンで会えるなんて!!とドキドキワクワク!

たくさんの家族、子どもたちが一緒に住む家の中の一室に招いてくれた。

Kutleは世界を飛び回り、すでに60ヶ国以上でパフォーマンスを行なっているマエストロだ。

彼は代々続くラジャスタンの音楽コミュニティ*マンガニヤール*の音楽家で、

カルタール(木製カスタネット)やモールチャンという口琴、バパングという弦楽器

を自由自在に操るがここ数年は歌でも大活躍。

実際に会ったKutleは、その辺を歩いているインド人とは違う、なんだか洗練されたイメージ

だった。

そしてそこ、Kutleの住む地域は音楽家ばかりが住んでいる*カラカールコロニー*という。

すれ違う人みんな音楽家なのだ。

なんて贅沢な!!

私たちが訪ねたその時は義理の兄弟に当たるChampe Khan氏も現れ、Kutleとともに

歌とハルモニウム、カルタールを披露してくれたのですがそれはそれは。。もう!!!!

どこまでも響くパワフルで高揚感のある声に演奏に、嬉しくて心臓がばくばくして

またもや私は泣いていた。。

みきちゃんやshanazも大感激していた。。

私はこの時、出会いたかった人、そして求めていた音楽に出会ってしまった。。と感じた。

それは本当に、言葉では説明のつかない深いところで感じた。

そこからは意気投合して残りの滞在中も数々のコンサートに同行させてもらうようになり、毎年毎年同行させてもらうようになっていく。。

彼らと過ごすようになってから、本当に贅沢な時間を過ごさせてもらっている。

ラジャスタン中の素晴らしい音楽家やダンサーを紹介してもらえ、毎日毎日ずっと

音楽と歌とダンスに触れられて、逆にそれしかないという生活!!

移動中もずっと、寝てるとき以外は音楽の話や、歌が始まる。。

彼らを見ていると、生まれながらに音楽家やダンサーなわけで、もちろん代々親から受け継いだのだが、音楽とダンスが生活という中で育ち、彼らの血というのもあるし、もう何世代にも

渡ってずっとその環境で育ち、生きてきた彼らから溢れでてくるリズムや声、旋律、パフォーマンスは、神から与えられたギフトだなぁとつくづく感じます。

彼らを通して、何か大いなる偉大なものを見ているような気にすらなるのです。

本物を知りたかったらやはり現地に行って本物の音楽家やダンサーと過ごすのがいちばんですが、やはり実際にその土地で彼らと同じ食事を食べ、長い時間を一緒に過ごし、その中で得るものが自分のパフォーマンスに繋がっていく....。

そこでしか得られないもの、コピーではないリアル、を肌でハートで細胞で感じます。

そこに流れている空気を纏うというか...

その音楽や踊りが生まれたその土地のパワーや特徴やエネルギーなんかもやっぱり

そこでしか実際には感じられない。

Everything is *alive*!!!!!

彼らと過ごしていると全ての感覚が開き、現実がカラフルに豊かになり、生きているという

実感と歓喜を全身で感じます。

それと同時に心が落ち着く。。

本当の家族のように受け入れてくれて、どこに行くにも一緒。

心が近いというか、心が触れ合う。。

きっと遠い遠い昔、本当の家族だったのかもしれないなぁ。


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